梅田芸術劇場 × チャリングクロス劇場
兼島拓也脚本 × 河井朗演出
谷崎潤一郎が描いた世界に想を得た新作上演決定!
日本の演劇界からオフウエストエンドへの新たな挑戦
評判の高い若手刺青師、清吉。彼の長年の願いは「美女の肌に己の魂を彫り込む事」であったが、理想の相手に出会えずにいた。ある日、清吉のもとにその理想の女性がやってきて…。
プロジェクトについて
東京公演 詳細
東京公演チケット
東京公演に関するお願い
ロンドン公演 詳細
cast
LEO ASHIZAWA
日本生まれ。ロンドンを拠点に活動する俳優。
近年の出演作はルッソ・ブラザーズのAmazonプライム・シリーズ『Citadel』、
ゴジラシリーズに基づくLegendary作の『Monarch: Legacy ofMonsters』、
NetflixとBBCのシリーズ『Einstein and the Bomb』など。
また、『The Medea Hypothesis(Cockpit Theatre)』で知られている、英国の演劇・パフォーマンス集団The Washing Machineの創設メンバーでもある。AKI NAKAGAWA
ロンドンを拠点に活動する俳優。東京のUPSアカデミー及び、ロンドンのロイヤル・セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ (Royal Central School of Speech and Drama)(CDT BA Acting)演劇学校卒業。
近年の出演作は『となりのトトロ』(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)My Neighbour Totoro(Royal Shakespeare Company)
『蠅の王』(リーズ・プレイハウス)Lord of the Flies (Leeds Playhouse),
『言の葉の庭』(パーク・シアター)Garden of Words (Park Theatre)
『ボーダーズ』(BBC3)Boarders (BBC3)”
ド・ランクザン 望
1991年9月4日東京生まれ東京育ち。
日本を拠点に国際的な活動を目指している日仏ハーフ俳優。幼少時代はインターナショナルスクールに通いながら、2003年〜2006年にNHK「天才てれびくん」に出演。その後、渡英し、英国ロンドン大学ゴールドスミス校にて演劇を学び、ロンドン、パリ、バルセロナ、イズミルで舞台を経験。帰国後は国内海外問わず様々な映画やドラマに出演。また、NHKの語学番組にレギュラー出演するなど幅広く活動する。最近では日仏米共同製作の国際連続ドラマ『神の雫/Drops of God』やWOWOWとNHK製作のドラマ『フェンス』に出演。一方で、役者仲間のサンディー海と監督デュオ「nozosandy」を結成し、CMやドラマシリーズの脚本・監督もおこなうなど精力的に活動している。
蒼乃 まを
青年団所属、俳優。
近年はルサンチカのクリエイションに帯同し、主にドラマトゥルク・俳優として参加している。
和服で和菓子を紹介する動画の配信も不定期で行う。
近年の出演作はルサンチカ『女生徒』(原案:太宰治『女生徒』)、『GOOD WAR』、『殺意(ストリップショウ)』(作:三好十郎)など。
墨絵師
東 學
1963年12月9日、京都生まれ。日本の舞台・演劇シーンで数多なるポスターデザインを産みだす異端的アートディレクター。また、墨を糸のように操り、森羅万象における命の美を描く絵師。
幼少時は扇絵師であった父・東笙蒼のもと絵筆に親しむ。17歳時に描いた絵画作品『フランス人形』はN.Y.メトロポリタン美術館に永久保存されている。
純日本的な血から生み出される墨画には、アートディレクターとしてのアバンギャルドな感性と、日本古来の美意識が凝縮。
2015年より、キャンバスを女性の肌に移し、一夜限りで消えていく「肌絵作品(ボディペイント)」を紡ぎ出し、200名余のモデルと共作を繰り返している。
creator
脚本:兼島 拓也
1989年沖縄県生、在住。2013年に演劇グループ「チョコ泥棒」を結成し、脚本と演出を担当。沖縄の若者言葉を用いた会話劇を得意とし、コメディやミステリを軸としたオリジナル脚本の上演を行う。また、琉球舞踊家との演劇ユニット「玉どろぼう」としての活動も行う。
脚本家として2018年、『Folklore(フォークロア)』で、第14回おきなわ文学賞シナリオ・戯曲部門の一席を受賞。その他2作品で同賞の佳作受賞。2021年 NHK-FMシアター『ふしぎの国のハイサイ食堂』で、第31回オーディオドラマ奨励賞・入選。2022年、『ライカムで待っとく』で、第30回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。同作で第26回鶴屋南北戯曲賞および第67回岸田國士戯曲賞の最終候補となり、2024年神奈川、京都、久留米、那覇にて再演。
今後の予定:11月那覇文化芸術劇場なはーとにて、『花売の縁(仮)』 作・共同演出
演出:河井 朗
2013年に自身が舞台芸術を上演するための場としてルサンチカを立ち上げ演出を行う。
2019年から3年間に渡り京都府立文化芸術会館と協働し、『PIPE DREAM』(2019年)、『SO LONG GOODBYE』(2020年)、『GOOD WAR』(2021年)を発表。すべて好評を博し度重なる再演を行う。これらの作品ではマッチングアプリで無作為に出会った不特定多数の人々へインタビューを行い、それを書き起こしコラージュしたものをテキストとした。
近年は三好十郎『殺意(ストリップショウ)』、太田省吾『更地』等既成戯曲にも積極的に取り組む。既成戯曲を演出する際には戯曲を「記録」として見つめ直し、実在した誰かの声をどのように観客へ伝えるべきか、を意識している。様々なジャンルの作品制作を行なっているが、作品のテイストに関わらず、「人を人たらしめているものは何か」というテーマと向き合い続けている。
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